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本日の水揚げ

広報 すなご 2018年03月12日 カテゴリー: 滑川漁港

こちら、本日滑川(なめりかわ)漁港に水揚げされたキトキト(新鮮)ほたるいか。約500キロ弱。

例年に比べるとまだまだ少ない水揚げですが、明日からどーーーんと獲れるはず。

水揚げの多い前日は、夕方から夜にかけて、沖合の方からカモメなどの海鳥の鳴き声が聞こえてきます。

地元の海沿いに住む人たちは昔から、この海鳥の声で「あっ、明日は大漁やぞ」とか、「明日はあかんちゃ」など、翌日の水揚げを予測しています。

私は滑川で生まれ、県外に進学するまでずっとこの街で暮らしていました。毎年、3月のほたるいかシーズンに入ると、明け方4時頃「ポンポンポン・・・」という漁船のエンジン音と海鳥の鳴き声を聞きながら、布団の中で「漁師さんはこんな時間から働いているんだ」と、子ども心に感じていました。

そんな自分が縁あって、ほたるいかやさんに嫁いで早18年。高校生の息子が最近、「3月はいったんに、夜中カモメの声せんね。今年不漁け??」と・・・・。普段、親の仕事に関心のなさそうな息子の中にも【滑川の浜の子】としてのDNAが受け継がれていることに、ちょっぴり誇らしく感じた春の朝でした。

 

滑川漁港のカニ競り

広報 すなご 2017年12月23日 カテゴリー: 滑川漁港

12月23日(祝)、滑川漁港で行われる高志の紅ガニ(紅ズワイガニ)の競りを見学させていただきました。カメラマンはF氏。

競りのイメージは早朝かと。でも、滑川のカニの競りはAM7:30頃とありがたい時間帯。

それでも、冬の海は極寒です。しかも、競り場の足元はアスファルト。底冷えします。

漁港に停泊中のカニ船「北辰丸」と「三宝丸」。御年3○年と、私とほぼ同期。

夜中の操業、お疲れ様です。

隣での魚や海老の競りが終わり次第、いよいよ高志の紅ガニ競りスタートです。

タグ付き極上高志の紅ガニもスタンバイ。

地元の魚屋さんだけでなく、富山市からも買付の方が来られます。滑川のカニは美味しいですからねぇ。写真はカネツル鮮魚担当N。

苦笑いのN。どうやら今日は儲けなしのようです。がんばれ、N。

お嫁入りの決まったカニ達にはこのように屋号の札が入れられます。

カネツルの屋号もバッチリ。

しかし、私のように普段競り場に行かない人間は、競りの掛け声に圧倒され、何を言っているのまったく聞き取れず。競りのペースにも全くついていけません。

ただ、競り場=勝負の世界という空気はビシビシ伝わってきました。生半可な気持ちで踏み入れてはいけない真剣勝負の場にこのようなひよっこを入れて下さり、漁協関係者の皆様、ありがとうございました。

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