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2017お歳暮カタログ

広報 すなご 2017年12月5日 カテゴリー: 汐ぶり

2017お歳暮カタログ出来上がりました。

今年の売れ筋ははやり、【高志の紅がに】のようです。「昨年初めて食べて、感動しました」という方や「昔から、滑川のかには美味しいよね、最近値段あがってきたんじゃないの??」という熟年ファンの方まで魅了する滑川産の高志の紅がに。漁師さんが漁から戻り、休む暇なくすぐに茹でて下さるので、甘みが違います。

また、自家製の「塩ぶり」や「新巻鮭」もひそかな人気となっています。

ご贈答前に「どんな味なのか、試してみたい」という方のために個食パックもご用意。[新巻鮭]1切れずつカットした新巻鮭を3切れ1パックに真空してあります。少しレア感を残して仕上げてありますので、軽く焼いてご飯と食べると格別の旨さです。

こんな感じで部位ごとに分けて真空をかけます。[塩ぶり]1切れずつカットした塩ぶりを2切れ1パックに真空してあります。養ぶり特有の脂ののった身は、焼くと一層うま味が引き立ちます。個人的には、焼いた身をご飯にのせて熱湯をかけ、「ブリ茶漬け」にするのが好きです。これからの忘年会シーズン。疲れた胃袋を「ブリ茶漬け」で癒すのもいいかもしれませんね。

 

 

 

自家製 塩ぶり

広報 すなご 2017年11月30日 カテゴリー: 汐ぶり

いよいよ明日から師走。

ということでカネツル砂子商店では塩ぶりの仕込がはじまりました。

富山では冬になると、ぶりがよく獲れ、ぶり刺しや、ぶりしゃぶなど、家庭の食卓に新鮮なぶりが並ぶ、という贅沢な光景がみられます。また、夜半から早朝にかけ、急に天候が荒れ、雷が鳴り、ヒョウが降ると「わぁ。今年もブリ起こしの雷やね」という会話も聞かれます。

「ブリ起こし」というのは、夏の夕立時に聞く雷と違い、1発ずどおぉぉぉんんとおなかに響くような重低音が特長です。富山ではこの雷が鳴ると「寒ぶりの季節の始まり」とも言われ、ちょっとした冬に風物詩ともいえます。

しかし、富山でとれる寒ぶりは、あまり「塩ぶり」には向いていません。(お客様からのご要望がある時は富山の寒ぶりで、塩ぶりを作ることもありますが・・・)ですので、カネツルでは養殖の脂ののった養ぶりで「塩ぶり」を製造しております。

仕込をした後、1週間以上天井からつるし、寒風にさらします。
下から見るとこんな感じええ、完全ホラーです。余談ですが、我が家の子供たちは昔からいたずらをすると「ととさん(お魚)の所に、連れてくぞぉ」とビビらされてました。こうやって、腹の方は割りばしなどで固定して、しっかり乾燥させます。

仕込については、職人のこだわりがあるようなので、また今度。

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