仕事柄、ありがたいことに時々テレビの取材を受けるわけですが、年月が経ってもなかなか取材慣れしない私。

「よし、上手くいったぞ」と思っていても、オンエアを見る友人からは「挙動不審」や、兄弟からは「視線はずしすぎやろ」

とダメ出しの嵐。

ですが、今回は大成功。

というのも、今回の取材対象は、私でもなく、ほたるいかでもなく、カネツルで働くベトナム人実習生。

彼女たちに、ベトナムでオンエアされる「大切な人への愛(仮)」という番組に取材のオファーが。

常日頃から、ベトナムに住む彼女たちのご両親に「元気で仕事も日本での生活も頑張ってくれていますよー」と

伝えるすべがないものかと思っていました。そこに、取材のお話をいただいたので、大喜びで快諾。

ベトナムからは、YouTubeから人気急上昇、今や映画にも出演されるBiMaxさんが来日。

それは、もう好青年。肌もキレイで、好奇心旺盛で、気さくで。そらファンになりますよ。

取材1日目は、カネツルでの仕事ぶりを中心に撮影。

手先の器用な4名は、我が社の白えび殻剥きの重要な戦力。

途中、わが社の名物工場長も登場。工場長は、普段から実習生たちに仕事のイロハや

日本での生活を、厳しく、時にはユーモアを交えて伝えるので、実習生からの信頼は絶大。

取材2日目は、富山の観光名所を案内するという企画だったので、萱葺きで有名な五箇山へ。

日本のぜんざいを食べたり(ベトナムにも「チェー」という日本ぜんざいによく似たスイーツがあります)

和紙漉き体験をしたり。

途中、取材ということも忘れて楽しんでいました。

今回の取材はベトナムと日本の合同企画といいますか・・・オンエアはベトナムのみですが(残念)

取材には大阪のスタッフさんが数名。これがまた個性あふれる方ばかり。終始笑いっぱなし。

最後はスタッフさんたち全員と記念撮影。

こんなに和気あいあいと「大人の遠足」のような取材は初めてだったので、密着取材の2日間、

楽しすぎました。

ベトナムに住む彼女たちのご両親、友人に楽しんでもらえる番組になりますように。