富山湾の海の幸を全国にお届けします!

ブログ(カテゴリー別)

富山ブラック

広報 すなご 2018年10月13日 カテゴリー: 富山県

今や全国認知された富山ブラック。

醤油ベースの少し塩辛いスープに太麺。白ご飯のおかずとして食べるラーメン、それが富山ブラック。

スポーツの後、肉体労働後、この真っ黒のスープは体に沁み渡ります。

このラーメンの「富山ブラック」を皮切りに、富山ではブラックサイダーや、ブラックおかきなど、黒いご当地ものが増えました。

カネツルで「富山ブラック」といえば、こちらの「漁師のおやつ 墨干し」

富山湾のほたるいかをイカスミでコーティング。見た目はグロテスクですが、イカスミのまろやかさをまとった、意外に食べやすい商品となっております。

製造現場は、なかなかの光景。

注意していても、イカスミが垂れるので、この日は他の仕事はせず、墨干しオンリー。

1尾ずつ、丁寧にお行儀よく並べていって・・・。

この状態で、干しの作業に移ります。

製造現場にお邪魔した後、靴の裏を拭き忘れ、事務所内にどろぼうのような足跡を残して、怒られたのは言うまでもありません。

こどもとおでかけ~上市~

広報 すなご 2018年09月26日 カテゴリー: 富山県

この写真を見て「ピン」ときた方は、かなりのアニメ通ですね。

実はこちら、富山県上市町出身、細田守監督の作品「おおかみこどもの雨と雪」の舞台となったお宅なのです。

「おおかみこどもの雨と雪」 映画館や金曜ロードショーでご覧になったことありませんか。

私は個人的にこの作品の大ファンで、主人公の花ちゃんのたくましさや一途さはもちろん、描かれる風景が、幼いころから眺めていた立山連邦だったり、地元の小学校だったり、と見ているだけで涙が出てく作品なのです。

以前から、映画の中に出てくる「花の家」は実在するんだと聞いてはいましたが、このアニメが好き過ぎるあまり、「期待はずれだったらどうしよう・・・」となかなか訪れることが出来ずにいました。

しかし、先日、映画公開時には私のおなかの中にいた末っ子が「花ちゃんのおうちに行ってみたい!!」と。

と、いうわけで、滑川市内より運転する事30分。(道幅が狭いので、小さい車がオススメ。)

夏休み、おばあちゃんのおうちに遊びに来たかのように駆け出す娘(笑)

中には管理人さんが実際に住んでいらっしゃいます。でも、快く裏庭や炊事場、「どこでも見てかれーーー」と、案内してくださります。(赤のジムニーにも乗せてもらいました)

韮崎のおじいちゃんがジャガイモの作り方を指導してくれた、花ちゃんの畑を見ながら縁側でのんびり。

田舎がある人も、ない人も、田舎のおばあちゃんちに行ったことを思い出す、そんな時間がここにはあります。

ちょっぴり普段の生活に疲れた時、とってもオススメスポットです。

本当に森の中にあるので、森林浴効果もあり、帰るころには、自然からもらうエネルギーで満たされているはず。

雨の日はこんな感じ。本当にオオカミが出てきそう・・・。

また、管理人さんが泣けてくるほど良い方なので、映画のコト、おうちのコト、周囲の自然についても聞いてみると楽しいですよ。

と、今日はお魚の一切出てこないブログとなりました。

明日から紅ズワイガニ漁スタート

広報 すなご 2018年09月14日 カテゴリー: 富山県

一雨ごとに涼しくなってきましたね。

富山の方では、日中も冷房不要の日が増えてきました。

秋の気配とともに、市場には鮮魚が増えてきました。今朝の県内市場には、ツバイソ(コヅクラ)・アジ・サワラ・ナチウオなどの鮮魚が並びました。(写真が無くてごめんなさい。)

明日からは待ちに待った滑川産紅ズワイガニの競りもスタートします。

新米の時期に合わせ、海の幸が美味しくなる。嬉しい限りです。

富山県は、立山連邦からの雪解け水のおかげもあり、お米もめちゃめちゃ美味しいです。

富山のお米と魚介類の超絶コラボ、お楽しみいただけたらな、と思います。

子連れで富山湾岸クルージング

広報 すなご 2018年06月30日 カテゴリー: 富山県

先日から、やたら富山湾岸クルージング推しのこのブログ。

しばし、お付き合いを・・・。

今日は、わがやの末っ子(5歳)が乗船。

ちゃんと幼児用のライフジャケットも用意され、3歳から乗船可能。しかも、幼児はなんと無料で乗船出来ちゃいます。(私もその場で聞いてビックリ)

船の中には立山連峰の標高が。立山の山頂は3015Mかぁ。ふむふむ・・・。そういえば、小学生のころ、「チャレンジ3015(さんまるいちごー)」って、運動するたびに1マス塗って、ゴールに到達すると、メダルもらえるワークがありました。※富山県小学生あるあるネタ。宿題そっちのけで、親に足持ってもらって、手だけで歩く「手押し車」めっちゃしたな。そのおかげで、いまだに私の二の腕ムッキムキ(涙)

と感傷に浸ってる間もなく、出港。

「こちらがほたるいか漁に向かう船です」と、船長さんのアナウンス。この日は後ろに剣岳がくっきり。

船長さんが、ちょいちょい漁師さんしか知らないようなネタをぶっこんでくれるので、これも一聞の価値あり。

そして、遊覧船と違うのはこのスピード。「おなかがぽこぽこするぅ~」(5歳児の感想)

この日は魚津方面コースだったので、魚津ミラージュランドの観覧車がバッチリ見えます。

そして、なんとこの日は運よく、蜃気楼が!

ごめんなさい・・・。私のカメラじゃ写りませんでした。なので、船長さんに双眼鏡を借りて、蜃気楼を眺める娘。

「このバーコードみたいに、おうちがびよーーーんと伸びて見えるのが、しんきろうか。。。」

この日は県外のお客様も多く、船上で見える蜃気楼に大盛り上がり。

海越しに見える山も本当に綺麗でした。

これからの時期、立山連峰は「夏登山」も楽しめます。ほたるいか漁は終わってしましたが、夏のご旅行に富山湾岸クルージングおすすめです。

空きがあれば、当日ふらっと来ても乗れちゃいます。火曜日はお休みらしいので(お盆は火曜日も営業とのこと)、そこはお気を付け下さい。

 

富山湾のほたるいか漁、本日解禁です

広報 すなご 2018年03月1日 カテゴリー: 富山県

本日、富山湾の【ほたるいか漁】解禁となりました。

こちらは、今朝、滑川(なめりかわ)漁港に水揚げされたほたるいかです。取材の方よりほたるいかの量の方が多くてよかった。

初日の水揚げは6キロ。約600尾強(漁はじめのほたるいかは小さ目なので700尾くらいいるかも・・・)

残念ながら、カネツルは入札で、競り落とせず。よそにお嫁にいってしまいました。買付担当の主人はしょんぼり~。

本日、富山県は「春の嵐」で暴風が吹き荒れているので、浜の工場が沸くまで、もうしばらく待つことになりそうです。

値段が落ち着いて来ましたら、HP上でもご案内致します。

 

送別会in海老源「海遊亭」

広報 すなご 2018年02月3日 カテゴリー: 富山県

昨日、滑川市にある割烹旅館「海老源(えびげん)」さんの中にある「海遊亭」にて、カネツルの送別会がありました。

3年前、ベトナムから実習生として来日し、カネツルの大切な戦力として頑張ってくれた3人。

来日した時は、日本の文化や言葉にも苦戦していた3人。

しかし、持ち前のポジティブさ・陽気さで、今やカネツルに無くてはならない存在となりました。

プライベートでも一緒に買い物やスキーに行ったこと(ホーチミン出身の彼女たちは雪を見るのも初めてだったようで)、ベトナム料理を一緒に作ったことは私の中でも大切な思い出です。

2名はベトナムに帰国後、すぐ結婚を望んでいるようですが、1名は2年延長の希望を出してくれたので、1ヶ月後またカネツルにカムバック予定です。

外国人実習生に対しては、様々な意見もあると思いますが、カネツルに関しては「本当に来てくれてよかったな」と思っています。私自身、彼女たちの仕事に対する姿勢から「仕事とは本来、楽しんで行うものだ」という基本に立ち戻るきっかけを作ってもらえたような気がします。彼女たちの今後の人生が、素敵なものであることを祈って、見送ろうと思っています。

そして、送別会での海老源さんのお料理は本当に素晴らしく。

日本人もベトナム人も食べやすいように、和食の中にも少し洋のテイストもちりばめながら・・・。

このショウガの乗った牡蠣飯がまた絶品で。白子の天ぷらも美味しかったなぁ。

一人当たりの価格が、これまたびっくりお値打ちプライス!

プライベートで、今年の母の日の予約までしてきましたよ・・・。

「割烹旅館」というと敷居が高い気がしますが、「海老源 海遊亭」さんは本当に良い仕事をされますので、オススメです。(お子様用の食事にも対応して下さりますよ)

3月20日からはじまる「ほたるいか海上観光船」のご宿泊にも是非。

 

大雪

広報 すなご 2018年01月25日 カテゴリー: 富山県

今年は例年に比べ、雪、多いです。

とはいえ、S59豪雪なんかを子供のころに体験している私からすると「雪国、とやま。このくらいの雪で大雪なんぞいってもらっちゃあ困るよ」ってなくらいです。

子供たちからすれば「は??昭和の話されても・・・こっちは休校にさえなってくれれば、いいわけよ。」といったもんですけど。

昨夜も高校生の息子は、窓を見つめながら「降れ、もっと降れ。鉄道ストップで休校に俺は賭ける。予習はせん!」と不謹慎な事を呟いていました。罰が当たったんですね。あいの風鉄道さんは積雪20センチごときでストップしません。むしろ始発から定刻運行でしたからね。

この雪で定刻運行とは、夜中どれだけの方が除雪や安全運行の為、尽力されていたかを思うと本当に頭が下がります。

うちがお世話になっているクロネコヤマトさんも「大雪の影響で遅延等、ご迷惑をかけております」とおっしゃいますが、昨日出荷の商品などは配達完了となっているので、本当に感謝しかありません。

また、郵便局の配達の方に「この雪の中、大変ですね」と声をかけると、「いやぁ、こういう時こそ腕のみせどころよぉ」と頼もしい返答が。

これはしたのチビ子を幼稚園に送り届けた時に目撃した除雪ブルです。

タイヤの大きさと、回転するごとに鳴り響くチェーンの音に、我が家のチビ子も大興奮。

雪国の人間は、たくましく生活しております。

あけましておめでとうございます

広報 すなご 2018年01月11日 カテゴリー: 富山県

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。カネツルの仕事始めは4日でした。

3月1日の富山湾ほたるいか漁解禁に向け、年明けから昨年獲れたほたるいかの解凍ボイルほたるいかの出荷が始まります。工場の釜場(ほたるいかを茹で揚げる場所)は蒸気でもくもく。久々の釜場仕事に現場の士気も高まります。

ベテランパートさん:「今年は大漁だといいね」

工場長:「今年はどかんと獲れる気すっちゃ」

私:「今年、正月海入とってもイルカおらんだから、今年はとれるちゃ」

ベテランパートさん「あんた、こんな寒いがに、海入ってサーフィンしとったがけ??」

私:「海だけじゃないちゃ。海上ってから、子供と山行ったからね」

工場長:(いつもの失笑)

ってな具合です。

 

海は目の前。スキー場に車で50分、こんな立地、他にはそうないと思います。

スキー場の中腹から富山湾が一望できます。そして、いっちょ前にこの坂を滑り降りる我が家の次女(5歳)。

この急こう配が富山湾の海底を形成し、澄んだ雪解け水が「天然のいけす」と呼ばれる富山湾の海水になる。

今年も富山の地形や湾の恵みに感謝し、仕事に向き合っていきたいな、と思う私です。

冬型、強まる

広報 すなご 2017年12月27日 カテゴリー: 富山県

いやぁ、久々にドカンと積もりました。朝、出勤して外の駐車場に停めた車。昼休みにはワイパーが自力で動けないくらい、こんもり雪が積もっています。

こうなってくると、年末最後のカニ競りが不安になってきます。波高も、この通り(赤は450cm超え)

富山湾内は、能登半島の影響で若干波は抑えられるものの、カニは石川沖の方まで出ていくので、数日は厳しい見込みです。

「年末年始に食べたい!!」というお客様も多くいらっしゃるので、天気予報とにらめっこです。といっても、我々は見守る事しかできませんが・・・。

一応、漁師さんも現時点では波が収まり次第、年内出港を予定しているようです。

年末ギリギリまでドキドキですが、無事カニ競りが行われ、どーーーんと出荷し、気持ちよくお正月休みに突入したいと思っております。

ちなみに、カネツル砂子商店は12/31~1/3、お休みを頂きます。ほたるいかミュージアム店も同様に4日からの営業となりますので、宜しくお願いします。

台風21号

広報 すなご 2017年10月23日 カテゴリー: 富山県

この某映画会社オープニングのような荒波。これは今朝のカネツル砂子商店裏の日本海の様子です。

富山は日本の中でも自然災害が少ないといわれ、生まれも育ちも滑川の私は、小さい頃から「立山連峰のおかげで、富山は守られて、大きな被害が少ないんだよ」と言い聞かされながら大きくなりました。事実、先月の台風18号は富山を直撃した割に、雨風とも大したことなく、被害もほぼありませんでした。

が、しかし、油断した頃に牙をむくのが自然災害。

今回の台風は富山に向ってくるわけでもないし・・・と思っていたところ、昨日午後あたりから風の勢いが増し(キラリングルメの森も13時で撤収となりました。主催者様の判断が絶妙のタイミング)、深夜からは風と雨で眠れないほどでした。家が揺れたのはうちだけでない、と信じたい。。。

そして、雪には強い北陸の鉄道もダイヤは乱れ、息子のお世話になっている「あいの風鉄道」は午前中運休、代わりに、と乗り込んだ「富山地方鉄道」も途中倒木のため、ピストン輸送となりました。私似の息子は「よし、休校。」と自主休校を宣言するも、学校側は「来れるなら、来てください」との回答。強風におびえる下の娘たちを残していくわけにも行かず、みんなで長男の学校までドライブと相成りました。

そこで目撃した「神通川(じんづうがわ)」の様子。

橋げたギリギリまで濁流が押し寄せています。ここまで水位の上がった神通川を目にするのは初めてです。かつては暴れ川として有名だったという富山の中央を流れる一級河川。このまま落ち着いてくれるといいのですが。

うちで働くベトナム人実習生たちは「ベトナムのダナン、台風、しょっちゅう。日本の家すごいね、雨降らなーーーい」と、なんとも彼女たちらしい感想を述べておりました。

台風21号の被害が大きくなりませんように。

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