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滑川で獲れた旬のお魚

広報 すなご 2017年10月27日 カテゴリー: 富山湾で獲れるお魚

「台風が過ぎ去った後は変わった魚、網に入るぞ」という漁師さんの言葉通り、本日カネツルに入荷した魚は以下の通りです。

キジハタ:パッと見、オレンジ色の魚で、朱色の細かな斑点と、白っぽいいびつな斑点が特徴の40センチほどの魚です。白身で、お刺身にするとさっぱりして食べやすいですが、個人的には甘辛煮つけがオススメ。ただ、ちょっとうろこが細かいので、下処理は重要です。本日、入荷時点で口がパクパク動いていたので、結構生命力は強そう。

  • アジ:こちらはさほど珍しくないですね。滑川の灯台ふもとでも、この時期よく釣れます。サビキで釣れる小さいサイズのものは骨ごと揚げて、南蛮漬けにすると日持ちもしますし、お弁当のおかずにも。カネツルに入荷したサイズのものは20センチほどでしたので、料理初心者の魚の捌き方練習にはピッタリサイズ。かくいう私も嫁いだ頃、このサイズのアジで捌き方練習しました。

・がんこ:裏返しで失礼!これには仕入れ担当のN氏とちょっと一悶着ありました・・・。仕入れ担当N氏としては「鮮魚は腹見せ状態で納品するのが常だ。顔もグロイし。」と、この裏返しでの撮影となりました。でも、これじゃあ、がんこの顔つき、わかりませんよね。次回、リベンジさせてください。グロイ顔つき、お見せします。このガンコ、深海魚でありまして、深海魚特有のドロン、ネバっとしております。アシも早く、あまり関東地方には出回らないそうです。でも、白身でいい出汁が出る上に、熱を加えるとムチっとした弾力が増します。これからの鍋のシーズンには大人気の魚。富山では、おっぱいの出がよくなるといわれ、産後間もないおかあさんに味噌汁として食べさせる風習があります。でも、元々出の良い方には不向きです。ガチガチに張って、えらい目にあいます。※私は後者の方で、泣きました。

他にも軽トラ満載の魚が入荷しましたが、長くなりそうなので次回に・・・。

 

カネツル砂子商店では1999年から鮮魚部を設けております。自社製品の原料や地元スーパーへの卸が中心ですが、一般のお客様への「鮮魚ボックス」配送も行っております。ただ、日によって獲れる魚がまちまちなので、現時点でHP上での販売はしておりません。ですので、お電話やメールにてお問い合わせいただければ、その時期の旬のお魚状況をお伝えしたり、お客様の用途に合わせた下処理もをこちらでしたりすることも出来ます。

お気軽にお問い合わせください。


あんこう

広報 すなご 2017年10月6日 カテゴリー: 富山湾で獲れるお魚

お鍋がおいしい季節になりました。

先日、滑川で水揚げされた「あんこう」。このサイズは8キロくらいですが、前日には倍くらいのものも水揚げされたとか。。。

以前、捌く現場を目撃しましたが、ホラー映画そのもの。コラーゲンたっぷりで、ヌメヌメしているので、まな板の上でさばくのは至難の業。

そこで、あんこうは「吊るし切り」という手法が用いられます。この吊るし切りは福島や茨城で「冬の風物詩」と言われるようですね。

あごのほうを固定し、吊るしながら、部位ごとに切り分けます。あんこうはご存知の通り、身だけでなく、ヒレや皮も鍋に入れて、おいしく召し上がることができるので、捨てる部分はほどんどありません。

と言いながら、捌くより食べる方が専門の私です。

 

 

 

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