いやぁ、久々にドカンと積もりました。朝、出勤して外の駐車場に停めた車。昼休みにはワイパーが自力で動けないくらい、こんもり雪が積もっています。
こうなってくると、年末最後のカニ競りが不安になってきます。波高も、この通り(赤は450cm超え)
富山湾内は、能登半島の影響で若干波は抑えられるものの、カニは石川沖の方まで出ていくので、数日は厳しい見込みです。
「年末年始に食べたい!!」というお客様も多くいらっしゃるので、天気予報とにらめっこです。といっても、我々は見守る事しかできませんが・・・。
一応、漁師さんも現時点では波が収まり次第、年内出港を予定しているようです。
年末ギリギリまでドキドキですが、無事カニ競りが行われ、どーーーんと出荷し、気持ちよくお正月休みに突入したいと思っております。
ちなみに、カネツル砂子商店は12/31~1/3、お休みを頂きます。ほたるいかミュージアム店も同様に4日からの営業となりますので、宜しくお願いします。


白えびの頭と尾を持った瞬間
職人が殻を剥き終えた白えびは本当に雪のような純白。
そして、白えびのひげ(これが意外と白髪に見えて異物混入と間違われるクセモノ)の混入がないが、しっかりチェック。
最後は、北海道産のおぼろ昆布に包まれ、


















日本海側に押し寄せた寒波の影響で、富山県滑川市でも昨夜からこのような雪景色。空も「これぞ、北陸の冬」といったグレーに。
まずは塩をぶりの体全体にこすりつけながら、馴染ませます。
人の体温でぶりが傷まない様に素早く、かつ丁寧に。
そして、目玉の所は水分が多く、傷みがすすみやすいので、ぐりぐりと・・・これでもかというくらい塩を詰め込みます。痛そっ
えらの箇所も念入りに
内臓を抜いた腹側も
薄皮のない部分は塩気が入りやすいので、ぱらぱらと。
職人Yさんが塩を薄くする部分を指さしてくれました。
頭の内側も傷みやすいので塩はたっぷりと。
内側からも目玉裏を狙って
しばらく寝かせます。手前が本日加工した「塩ぶり」。奥の少し水分が抜けた塩ぶりは寝かせて4日目のぶり。


先日、ブログやインスタで紹介し、ご好評だった
手で持って、気軽に食べられるのも嬉しいですね。レシピ自体も簡単なので、料理の苦手な方にもおススメです。
漁師さんが漁から戻り、休む暇なくすぐに茹でて下さるので、甘みが違います。
ご贈答前に「どんな味なのか、試してみたい」という方のために個食パックもご用意。


ええ、完全ホラーです。余談ですが、我が家の子供たちは昔からいたずらをすると「ととさん(お魚)の所に、連れてくぞぉ」とビビらされてました。
こうやって、腹の方は割りばしなどで固定して、しっかり乾燥させます。
仕込については、職人のこだわりがあるようなので、また今度。
早いもので、もうすぐ師走。ここ、富山では11月中旬に平年より10日以上早く「初雪」が観測されました。そんな寒い冬に食べたくなるのが【グラタン】。


