富山湾の海の幸を全国にお届けします!

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生ほたるいかの出荷

広報 すなご 2018年03月5日

富山湾のほたるいか漁が解禁になり、早5日。

なかなかまとまった漁獲量にならず、今朝の競り場でも、相当な高値の滑川産ほたるいか。

ただ、この鮮度。透き通った身体はまさに旬のほたるいかならでは。

思わず、生のままちゅるんと頬張りたくなるようなほたるいかです。(注:どんなに鮮度が良くても生食は禁止です。必ず冷凍処理された生を食べましょう

うちの買付担当者いわく、「今日の生ほたるいかも綺麗やけど、まだまだ良くなるぞ。」とのこと。本当の極上ほたるいかになってくると、肝臓近辺が黄金色に光ってくるそうです。

残念ながら、現在滑川の天候は暴風雨。明日の漁も期待できそうにありません。

ほたるいかが大量に押し寄せる日が待ち遠しいです。

富山湾のほたるいか漁、本日解禁です

広報 すなご 2018年03月1日

本日、富山湾の【ほたるいか漁】解禁となりました。

こちらは、今朝、滑川(なめりかわ)漁港に水揚げされたほたるいかです。取材の方よりほたるいかの量の方が多くてよかった。

初日の水揚げは6キロ。約600尾強(漁はじめのほたるいかは小さ目なので700尾くらいいるかも・・・)

残念ながら、カネツルは入札で、競り落とせず。よそにお嫁にいってしまいました。買付担当の主人はしょんぼり~。

本日、富山県は「春の嵐」で暴風が吹き荒れているので、浜の工場が沸くまで、もうしばらく待つことになりそうです。

値段が落ち着いて来ましたら、HP上でもご案内致します。

 

幻の魚??げんげ

広報 すなご 2018年02月22日

この地球外生物のような外観。ぬるっとした手触り。

これを一番最初に「食べよう」と思った人、すごいです。

この魚は、富山湾では割とメジャーな魚【げんげ】といいます。深海魚特有の顔つき、傷みやすさ、ぬるっとした感触、昔は「下(げ)の下(げ)」と言われていたから、「げんげ」という名前が付いたというのは有名なお話し。私が子供のころは、祖母がよくお味噌汁の具として、げんげを食べさせてくれました。

でも、冷蔵技術が発達し、調理の幅も広がった現在、ゼラチン状の身は天ぷらやから揚げにすると、臭みもなく、ふわふわの食感に。コラーゲンを多く含むことから、「幻の魚」と書いて、【げんげ】と呼ばれるようになりました。

また、内臓を抜いて干し、ちょっと炙って食べると酒の肴としてとっても美味です。内臓を抜いて、腹側の黒っぽい部分を綺麗にこそげおとす作業は、仕上がりをよくするために必須の作業。冷水を大量に使って行います。

ここから、干す作業に移るわけですが、カネツルでは「漁師のおやつ げんげ塩バジル」という商品に仕上げるため、バジルをふりかけます。

こうすることで、干しあがったとき、げんげ特有の臭いも気にならなくなります。

げんげは、からだの大部分が水分で構成されているため、干すとこんな感じで、あちら側が透けて見えるほど。ここまで乾燥度合いを上げると、炙らなくても、スナック感覚でそのまま食べることが出来ます。

こうして、「漁師のおやつ げんげ塩バジル」が完成します。塩分も控えめで、バジルの風味が効いているので、お子様や女性の方にも人気の商品です。

獲れたての生げんげからは想像つかないほど、食べやすい食感・味に仕上がっています。

滑川そばまつり

広報 すなご 2018年02月19日

今度の日曜日(2/25)10:00~ほたるいかミュージアム前の広場にて『第3回滑川そばまつり』が開催されます。

今年は近年まれにみる大雪なので、家に引きこもりがちの方も多いのでは??

温かいおそばを食べて、寒さを吹き飛ばしましょう!!

また、当日はそばぜんざいやどんどん焼き(滑川のどんどん焼きは実にシンプルです。小麦粉ベースの丸い生地にえび、昆布、かつおぶし、甘辛ソース・・・でも、シンプルだからこそ、お店ごとのこだわりが際立ちます)そば饅頭と「粉もん好き」にはたまらないイベントとなっております。

カネツルはとくに出店はしないのですが、ミュージアム内のテナントで【干魚バイキング】します。

・まいわし ・つばいそ ・あじ ・かます etc・・・

富山湾で獲れたお魚だけを使った干魚バイキングです。

粉もんではないですけど、『そばまつり』にお越しの際には、是非お立ち寄りください。

 

 

寒ぶり

広報 すなご 2018年02月8日

先週、お客さまから「寒ぶり」のご注文が入りました。

富山で天然ぶりというと、【氷見の寒ぶり】が有名ですが、実はお隣石川県沖で獲れる「ぶり」もこの時期、とても脂がのっていて美味です。

ぶりはご存じの通り回遊魚ですので、石川沖でとれれば「石川産」、氷見で水揚げされれば「氷見産」となるわけです。

そんな「寒ぶり」の美味しい食べ方はやはりぶりしゃぶでしょう。

この日、ご注文のお客様も、集まってぶりしゃぶをされるとの事でした。メンバーの中に、大きい魚をさばける方がおられるというお話で、今回は腹を出すのみ、で出荷。

このように、カゲ(えら)と腹を一気に出します。

ちょっとホラー映像ですけど、私は意外とこういうスプラッタ系は得意。(アジ以上の大きさは、自分でさばけないくせに・・・ww)

この日はお頭付きでの出荷となりましたが、寒ぶりの三枚おろしや二枚おろしでの出荷にも、ご対応しております。

この時期は海のシケなども多いので、お早目のご注文だと、ありがたいです。

送別会in海老源「海遊亭」

広報 すなご 2018年02月3日

昨日、滑川市にある割烹旅館「海老源(えびげん)」さんの中にある「海遊亭」にて、カネツルの送別会がありました。

3年前、ベトナムから実習生として来日し、カネツルの大切な戦力として頑張ってくれた3人。

来日した時は、日本の文化や言葉にも苦戦していた3人。

しかし、持ち前のポジティブさ・陽気さで、今やカネツルに無くてはならない存在となりました。

プライベートでも一緒に買い物やスキーに行ったこと(ホーチミン出身の彼女たちは雪を見るのも初めてだったようで)、ベトナム料理を一緒に作ったことは私の中でも大切な思い出です。

2名はベトナムに帰国後、すぐ結婚を望んでいるようですが、1名は2年延長の希望を出してくれたので、1ヶ月後またカネツルにカムバック予定です。

外国人実習生に対しては、様々な意見もあると思いますが、カネツルに関しては「本当に来てくれてよかったな」と思っています。私自身、彼女たちの仕事に対する姿勢から「仕事とは本来、楽しんで行うものだ」という基本に立ち戻るきっかけを作ってもらえたような気がします。彼女たちの今後の人生が、素敵なものであることを祈って、見送ろうと思っています。

そして、送別会での海老源さんのお料理は本当に素晴らしく。

日本人もベトナム人も食べやすいように、和食の中にも少し洋のテイストもちりばめながら・・・。

このショウガの乗った牡蠣飯がまた絶品で。白子の天ぷらも美味しかったなぁ。

一人当たりの価格が、これまたびっくりお値打ちプライス!

プライベートで、今年の母の日の予約までしてきましたよ・・・。

「割烹旅館」というと敷居が高い気がしますが、「海老源 海遊亭」さんは本当に良い仕事をされますので、オススメです。(お子様用の食事にも対応して下さりますよ)

3月20日からはじまる「ほたるいか海上観光船」のご宿泊にも是非。

 

大雪

広報 すなご 2018年01月25日

今年は例年に比べ、雪、多いです。

とはいえ、S59豪雪なんかを子供のころに体験している私からすると「雪国、とやま。このくらいの雪で大雪なんぞいってもらっちゃあ困るよ」ってなくらいです。

子供たちからすれば「は??昭和の話されても・・・こっちは休校にさえなってくれれば、いいわけよ。」といったもんですけど。

昨夜も高校生の息子は、窓を見つめながら「降れ、もっと降れ。鉄道ストップで休校に俺は賭ける。予習はせん!」と不謹慎な事を呟いていました。罰が当たったんですね。あいの風鉄道さんは積雪20センチごときでストップしません。むしろ始発から定刻運行でしたからね。

この雪で定刻運行とは、夜中どれだけの方が除雪や安全運行の為、尽力されていたかを思うと本当に頭が下がります。

うちがお世話になっているクロネコヤマトさんも「大雪の影響で遅延等、ご迷惑をかけております」とおっしゃいますが、昨日出荷の商品などは配達完了となっているので、本当に感謝しかありません。

また、郵便局の配達の方に「この雪の中、大変ですね」と声をかけると、「いやぁ、こういう時こそ腕のみせどころよぉ」と頼もしい返答が。

これはしたのチビ子を幼稚園に送り届けた時に目撃した除雪ブルです。

タイヤの大きさと、回転するごとに鳴り響くチェーンの音に、我が家のチビ子も大興奮。

雪国の人間は、たくましく生活しております。

生の紅ズワイガニ

広報 すなご 2018年01月22日

先週、ちょっと珍しい紅ズワイガニの入荷がありました。

この透き通る脚。実はこれ、茹でてない【髙志の紅ガニ(紅ズワイガニ)】の生(なま)なんです。

滑川産の紅ズワイガニはこんな感じで茹であがってから、競りにかかるので、出荷担当の私たちはあまり生の紅ズワイガニを見かけることはありません。もちろん、ゆでて食べる場合は少しでも鮮度の高いうちに茹でる方が美味しいのですが、TVで見るような、生のカニ脚をとぅるんと食べるには生でないと。。。このようにあっち側が透けて見えそうなカニ脚を購入したのは、スタッフのHちゃん。どうやらこの日はお母様のバースデーだったようで、自腹でお買い上げ。

生ガニの扱いは初めてのため、TVで見るような「花咲ガニ」にはならなかったようですが、焼きガニにすると香りもよく、旨みも抜群だったとか。

誕生日に新鮮な海産物。かなりおススメのプレゼントです。

あけましておめでとうございます

広報 すなご 2018年01月11日

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。カネツルの仕事始めは4日でした。

3月1日の富山湾ほたるいか漁解禁に向け、年明けから昨年獲れたほたるいかの解凍ボイルほたるいかの出荷が始まります。工場の釜場(ほたるいかを茹で揚げる場所)は蒸気でもくもく。久々の釜場仕事に現場の士気も高まります。

ベテランパートさん:「今年は大漁だといいね」

工場長:「今年はどかんと獲れる気すっちゃ」

私:「今年、正月海入とってもイルカおらんだから、今年はとれるちゃ」

ベテランパートさん「あんた、こんな寒いがに、海入ってサーフィンしとったがけ??」

私:「海だけじゃないちゃ。海上ってから、子供と山行ったからね」

工場長:(いつもの失笑)

ってな具合です。

 

海は目の前。スキー場に車で50分、こんな立地、他にはそうないと思います。

スキー場の中腹から富山湾が一望できます。そして、いっちょ前にこの坂を滑り降りる我が家の次女(5歳)。

この急こう配が富山湾の海底を形成し、澄んだ雪解け水が「天然のいけす」と呼ばれる富山湾の海水になる。

今年も富山の地形や湾の恵みに感謝し、仕事に向き合っていきたいな、と思う私です。

本年も大変お世話になりました

広報 すなご 2017年12月30日

本年、最後の営業日である今日。

結局、年末最後のカニ競りは時化の影響でなしとなりました。沖での船員さんたちの安全を考えると当然の決断であり、それを守るのが船長さんの役目でありますので、仕方ないですね。

ただ、お正月のお祝いの席に・・・とお考えだった皆様、大変ご迷惑をお掛けしました。この場を借りて、お詫び申し上げます。

そんな中、「カニがないなら他のもので。」とご要望下さったお客様のために、富山湾きときとセットを。

この7種のラインナップは今朝すべて富山(滑川・四方)で獲れたもの。時化といえど、魚の宝庫【富山湾】。

そんな魚を手際よくさばいてくれるのが、わが社ナンバーワンイケメンの鮮魚部Hさん。

彼にかかると、ヒラメの3枚おろしもこの通り。さばいている最中も中骨に包丁が当たるカタカタカタ・・・とテンポのいい軽い音が。私がやると、中骨手前に包丁が入り、いい音しないんですよね。。。

M氏の助っ人もあり、あっという間にこの通り。自作の簡単な調理法も付けさせていただきました。

高志の紅ガニは用意できなかったけれど、喜んでいただけるといいなぁ。

ということで、本年最後の仕事は「富山湾きときとセット」の発送となりました。

来年も富山湾の新鮮な幸を皆様にお届けすべく、社員一同頑張ってまいりますので、宜しくお願い申し上げます。

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