この某映画会社オープニングのような荒波。これは今朝のカネツル砂子商店裏の日本海の様子です。

富山は日本の中でも自然災害が少ないといわれ、生まれも育ちも滑川の私は、小さい頃から「立山連峰のおかげで、富山は守られて、大きな被害が少ないんだよ」と言い聞かされながら大きくなりました。事実、先月の台風18号は富山を直撃した割に、雨風とも大したことなく、被害もほぼありませんでした。

が、しかし、油断した頃に牙をむくのが自然災害。

今回の台風は富山に向ってくるわけでもないし・・・と思っていたところ、昨日午後あたりから風の勢いが増し(キラリングルメの森も13時で撤収となりました。主催者様の判断が絶妙のタイミング)、深夜からは風と雨で眠れないほどでした。家が揺れたのはうちだけでない、と信じたい。。。

そして、雪には強い北陸の鉄道もダイヤは乱れ、息子のお世話になっている「あいの風鉄道」は午前中運休、代わりに、と乗り込んだ「富山地方鉄道」も途中倒木のため、ピストン輸送となりました。私似の息子は「よし、休校。」と自主休校を宣言するも、学校側は「来れるなら、来てください」との回答。強風におびえる下の娘たちを残していくわけにも行かず、みんなで長男の学校までドライブと相成りました。

そこで目撃した「神通川(じんづうがわ)」の様子。

橋げたギリギリまで濁流が押し寄せています。ここまで水位の上がった神通川を目にするのは初めてです。かつては暴れ川として有名だったという富山の中央を流れる一級河川。このまま落ち着いてくれるといいのですが。

うちで働くベトナム人実習生たちは「ベトナムのダナン、台風、しょっちゅう。日本の家すごいね、雨降らなーーーい」と、なんとも彼女たちらしい感想を述べておりました。

台風21号の被害が大きくなりませんように。