お鍋がおいしい季節になりました。
先日、滑川で水揚げされた「あんこう」。このサイズは8キロくらいですが、前日には倍くらいのものも水揚げされたとか。。。
以前、捌く現場を目撃しましたが、ホラー映画そのもの。コラーゲンたっぷりで、ヌメヌメしているので、まな板の上でさばくのは至難の業。
そこで、あんこうは「吊るし切り」という手法が用いられます。この吊るし切りは福島や茨城で「冬の風物詩」と言われるようですね。
あごのほうを固定し、吊るしながら、部位ごとに切り分けます。あんこうはご存知の通り、身だけでなく、ヒレや皮も鍋に入れて、おいしく召し上がることができるので、捨てる部分はほどんどありません。
と言いながら、捌くより食べる方が専門の私です。