今年も日照時間が著しく減少する【北陸の冬】がやってきました。
空もグレー。海もグレー。会話と言えば「冬タイヤ履いた??」これぞ12月の週末です。
しかし、カネツルの工場ではそんな空気を吹っ飛ばすくらい活気に満ちています。
今年もやってきました!自家製塩ぶりの仕込。脂ののった養殖ぶりを使用します。
さすがに、内臓引きずり出すスプラッタシーンは割愛。
尻尾の最後の方まで丁寧に包丁を入れます。ここをいい加減にしてしまうと、仕上がりに差が・・・
中の骨に極力、身を残さないよう、しっかり中まで乾くように骨周りは特に慎重に切り開いていきます。
開き終えたら、血合いの部分や薄皮を手で綺麗に取り除き、塩をまぶしていきます。
優しくていねいに、心を込めて・・・。
この塩加減は、ぶりの脂の乗りや、大きさによって異なるため、工場長Mさんが自ら仕込。
尻尾にかけての薄皮がない部分は塩が入りやすいため、薄く塩をまぶします。
頭の部分は、傷みやすいのでたっぷりと。
目の部分は、内側と外側からしっかりと塩を埋め込みます。
その後、室に入れてしばし寝かせます。
大体3~4日。ぶりのサイズによってはもう少し、寝かせます。
干し~切りの作業は【塩ぶりの仕込 2018 後半】編へ続きます。
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