今年はお客様から、よく「不漁なの??」と尋ねられます。

ほたるいかやさんとしては、たとえ不漁であっても「不漁です」とは答えたくない。そんな私ですが、3月1日の解禁以降、ほたるいかの生値(生ほたるいか1キロ当たりの価格)が5,000円を超える日が下旬ころまで続くと、さすがの私も心の中で「今年は不漁なのかしら・・・」と思うようになってきました。順調にとれていれば、生値は大体1500円前後なのです。

3月の終わりには、地元の新聞にも大きく「今年はほたるいか漁不漁。例年の水揚げの七分の一」と報じられ、弱気になっていた3/31。

ついに来ました。どーーーーんとほたるいかの大群が!

価格も一気に下がり、お得意様にもご案内を送り、新聞にも「ほたるいか漁、好調」の文字が。

ほっとした矢先、4/14からまた高値の日々・・・。

店頭にお越しのお客様も「本日のお値段(時価)」を見てはため息をついて帰られる、そんな日々が1週間ほど。

そして4/21頃からは毎日安定的にとれるようになり、ようやくお客様にも安心しておススメできる価格となりました。

このジェットコースターのような価格変動。我々ほたるいかやさんにとっては心臓に悪いシーズンとなりました。

このあと、6月半ばまで毎日漁はあります。例年GWを過ぎると海水温が上昇し、ほたるいかの鮮度も落ちやすくなるのですが、今年は大雪だった影響で雪解け水が多く、美味しいシーズンが長いのでは??と思っています。

こちらの思惑通りにはいかないほたるいか漁。後半戦にも乞うご期待。