本年、最後の営業日である今日。
結局、年末最後のカニ競りは時化の影響でなしとなりました。沖での船員さんたちの安全を考えると当然の決断であり、それを守るのが船長さんの役目でありますので、仕方ないですね。
ただ、お正月のお祝いの席に・・・とお考えだった皆様、大変ご迷惑をお掛けしました。この場を借りて、お詫び申し上げます。
そんな中、「カニがないなら他のもので。」とご要望下さったお客様のために、富山湾きときとセットを。
この7種のラインナップは今朝すべて富山(滑川・四方)で獲れたもの。時化といえど、魚の宝庫【富山湾】。
そんな魚を手際よくさばいてくれるのが、わが社ナンバーワンイケメンの鮮魚部Hさん。
彼にかかると、ヒラメの3枚おろしもこの通り。さばいている最中も中骨に包丁が当たるカタカタカタ・・・とテンポのいい軽い音が。私がやると、中骨手前に包丁が入り、いい音しないんですよね。。。
M氏の助っ人もあり、あっという間にこの通り。自作の簡単な調理法も付けさせていただきました。
高志の紅ガニは用意できなかったけれど、喜んでいただけるといいなぁ。
ということで、本年最後の仕事は「富山湾きときとセット」の発送となりました。
来年も富山湾の新鮮な幸を皆様にお届けすべく、社員一同頑張ってまいりますので、宜しくお願い申し上げます。





いやぁ、久々にドカンと積もりました。朝、出勤して外の駐車場に停めた車。昼休みにはワイパーが自力で動けないくらい、こんもり雪が積もっています。


白えびの頭と尾を持った瞬間
職人が殻を剥き終えた白えびは本当に雪のような純白。
そして、白えびのひげ(これが意外と白髪に見えて異物混入と間違われるクセモノ)の混入がないが、しっかりチェック。
最後は、北海道産のおぼろ昆布に包まれ、


















日本海側に押し寄せた寒波の影響で、富山県滑川市でも昨夜からこのような雪景色。空も「これぞ、北陸の冬」といったグレーに。
まずは塩をぶりの体全体にこすりつけながら、馴染ませます。
人の体温でぶりが傷まない様に素早く、かつ丁寧に。
そして、目玉の所は水分が多く、傷みがすすみやすいので、ぐりぐりと・・・これでもかというくらい塩を詰め込みます。痛そっ
えらの箇所も念入りに
内臓を抜いた腹側も
薄皮のない部分は塩気が入りやすいので、ぱらぱらと。
職人Yさんが塩を薄くする部分を指さしてくれました。
頭の内側も傷みやすいので塩はたっぷりと。
内側からも目玉裏を狙って
しばらく寝かせます。手前が本日加工した「塩ぶり」。奥の少し水分が抜けた塩ぶりは寝かせて4日目のぶり。


先日、ブログやインスタで紹介し、ご好評だった
手で持って、気軽に食べられるのも嬉しいですね。レシピ自体も簡単なので、料理の苦手な方にもおススメです。
漁師さんが漁から戻り、休む暇なくすぐに茹でて下さるので、甘みが違います。
ご贈答前に「どんな味なのか、試してみたい」という方のために個食パックもご用意。

